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JALと農協観光、1次産業・地域の活性化連携

 日本航空(JAL/JL、9201)と農協観光(東京・千代田区)は、農山漁村地域の1次産業や地域の活性化に向けて業務提携を締結した。

農協観光と提携したJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今後の旅行業界はコロナ後に短期的な回復は見込まれるものの、中長期的には国内の人口減少などの課題があるとして、新たな人流や商流、物流の創出を目指す。業務提携は7月7日に締結され、JALのブランド力や国内外の路線網、マイル会員基盤などと、JA(農業協同組合)グループの農協観光が地域の強みを生かす。

 1次産業は農業や林業、漁業などを指す。両社はこれまでにフェリーフライト(回航)を活用したチャーター便などを運航しており、今回の提携で農泊の活用や産地間の交流、越境ECなどを活用し、新たな人流や商流、物流を生み出し、人材育成も進める。

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