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ニュージーランド航空、世界初エコノミー3段ベッド 新ビジネスクラスは眠り重視

 ニュージーランド航空(ANZ/NZ)は現地時間6月29日、眠りを重視した新ビジネスクラス「ビジネス・プレミア・ラックス」を2024年に導入すると発表した。エコノミークラスには3段ベッド「スカイネスト」を世界で初めて備える。超長距離路線などに投入するボーイング787-9型機に導入し、機内での快適性向上を図る。

ニュージーランド航空が787-9に導入する新ビジネスクラス「ビジネス・プレミア・ラックス」(同社提供)

 ビジネス・プレミア・ラックスは、完全密閉型のドアと2人で食事できるスペースを備える。同社によると「究極のゆとりとプライバシーを追求した」という。

 超長距離路線に導入するスカイネストは、「スリープ・ポッド」と呼ぶベッドを6台収納。2020年にコンセプトを発表済みのもので、手足を伸ばした状態で利用できる。

 同社はこれまでに、エコノミークラスの横一列が平らなソファになるシート「スカイカウチ」を開発するなど、多様なシートを提供している。

ニュージーランド航空が787-9に導入する新ビジネスクラス「ビジネス・プレミア・ラックス」(同社提供)

ニュージーランド航空が787-9に導入するエコノミークラスの「スカイネスト」(同社提供)

ニュージーランド航空のエコノミークラス「スカイネスト」のモックアップ(左)と設置イメージ(同社提供)

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