日本航空(JAL/JL、9201)は6月21日、第73期株主総会を東京・有明の東京ガーデンシアターで開催し、株主総会資料の電子提供制度の導入などの定款変更など3議案を可決して閉会した。総会で議長を務めた赤坂祐二社長は株主に対し、2022年3月期は2期連続で最終赤字・無配となったことを詫び、現在の2023年3月期(22年度)は3期ぶりの黒字化を目指すとした。
赤坂社長は冒頭で、2期連続の最終赤字となったことを陳謝。財務体質の再構築を最優先とし配当を2期連続で見送る、と述べた。2023年3月期のEBIT(利払い・税引き前損益)は、