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オマーン・エア、ワンワールド加盟へ 24年から

 日本航空(JAL/JL、9201)などが加盟する航空連合「ワンワールド・アライアンス」は現地時間6月20日、オマーン・エア(OMA/WY)が2024年に加盟すると発表した。加盟社のカタール航空(QTR/QR)がスポンサーとして加盟に向けた指導とサポートを担う。

カタールのドーハで開かれた調印式で握手を交わすオマーン・エアのアブドゥラジズ・アル・ライシCEO(中央左)とワンワールドのロブ・ガーニーCEO=22年6月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

カタールのドーハで開かれた調印式で記者の質問に応じるオマーン・エアのアブドゥラジズ・アル・ライシCEO=22年6月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 中東ではワンワールドにカタール航空とロイヤル・ヨルダン航空(RJA/RJ)が加盟しており、オマーン・エアは3社目。ワンワールドのネットワークに、オマーンのドゥクムやハサブ、バングラデシュのチッタゴンなどが加わる。

 ワンワールド加盟社が乗り入れるハブ空港のうち、オマーン・エアはアンマンとコロンボ、ドーハ、クアラルンプール、ロンドン・ヒースローの5空港へ就航しており、加盟社のうちカタール航空とロイヤル・ヨルダン航空、マレーシア航空(MAS/MH)、スリランカ航空(ALK/UL)の4社とはコードシェア(共同運航)を実施している。

 オマーン・エアのマイレージプログラム「シンドバッド」会員は、ワンワールドの全加盟社でマイルの獲得や交換が可能になり、上位会員は加盟社のラウンジ利用などの特典が得られるようになる。

 オマーン・エアは1993年設立で、オマーンのナショナルキャリア。国内線航空会社としてスタートし、現在では20以上の地域と41都市に就航する国際線航空会社に成長した。ボーイング737型機や787、エアバスA330型機など40機以上を運航している。

 ワンワールドは13社の加盟社と、2018年に発足した新制度「ワンワールド・コネクト」のフィジー・エアウェイズ(FJI/FJ)の計14社で構成している。

カタールのドーハで開かれた調印式で握手を交わすオマーン・エアのアブドゥラジズ・アル・ライシCEO(中央左)とワンワールドのロブ・ガーニーCEO=22年6月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

オマーン・エアの787-9のモデルプレーン=22年6月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

関連リンク
Oman Air [1]
ワンワールド・アライアンス [2]

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