成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)の2022年3月期通期連結決算は、純損益が524億7600万円の赤字(21年3月期は714億5300万円の赤字)で、2期連続で最終赤字となったものの、民営化以降初の最終赤字となった前期からは赤字幅を縮小した。新型コロナウイルスの影響が続くものの、国際貨物が好調だったことや国内旅客需要が回復していることなどが改善につながった。
2023年3月期の業績見通しは、国際線は渡航制限緩和などにより回復へ向かうことや、国内線がLCCを中心に堅調に推移すると想定。純損益は330億円の赤字で3期連続での赤字となるものの、損失額は改善すると予想している。
—記事の概要—
・22年3月期
・23年3月期予想
22年3月期
売上高は