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エア・カナダ、羽田-トロント10月再開 787でデイリー運航

 エア・カナダ(ACA/AC)は、トロント-羽田線を冬ダイヤが始まる10月から再開する。トロント発は10月29日から、羽田発は冬ダイヤ初日の30日からで、週7往復(1日1往復)のデイリー運航となる。

トロント-羽田線を10月から再開するエア・カナダ=22年6月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 運航スケジュールは、羽田行きAC1便がトロントを午後2時50分に出発し、翌日午後5時20分着。トロント行きAC2便は午後6時55分に羽田を出発し、午後5時55分に到着する。初便の機材はボーイング787-8型機(3クラス255席:ビジネス20席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー214席)を計画している。

 エア・カナダは6月4日にモントリオール-成田線を週2往復で再開。既存のトロント線とバンクーバー線を合わせ、同社の成田発着便は3路線になった。エア・カナダのワイス貴代・アジア太平洋地区統括支社長によると、アジア発着唯一のモントリオール線であることから、ベトナムやフィリピン、タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシアと北米を結ぶ3国間流動の需要が旺盛だといい、今後は秋の観光シーズンに向けて、入国規制の早期緩和などに期待を寄せている(関連記事 [1])。

 伊藤正彰日本支社長は「日本とカナダ間のロードファクター(座席利用率)は