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ANA、整備士作業着から再利用トートバッグ 年3回販売へ

 全日本空輸(ANA/NH)は、整備士の作業着を再利用したトートバッグの販売を5月30日から始めた。トートバッグ専門ブランド「ROOTOTE(ルートート)」と共同で手掛けたもので、ANAの通販サイト「ANA UP-CYCLE PROJECT SHOP」で販売する。

ANAが販売を始めた整備士の作業着を再利用したトートバッグ(同社サイトから)

 作業着を再利用してバッグを製作する「アップサイクル・プロジェクト」は、コロナ前の2019年に社員提案制度で整備士から提案されたもの。2021年5月にANAのクラウドファンディングサイト「WonderFLY」で試験販売したところ、追加分も含めて完売したことから、継続的な製造販売体制を構築し、今年度から本格的な販売を始めた。

 今後は年3回の販売を予定。毎回異なるデザインにするが、作業着の回収状況で販売数が増減するという。今回は大小2サイズのトートバッグ、ショルダートート、サコッシュ、トートリュックを用意したが、31日午前の時点で完売。価格はトートバッグ(大)が1万7600円などとなっている。

ANAが販売を始めた整備士の作業着を再利用したトートバッグ(同社サイトから)

関連リンク
ANA UP-CYCLE PROJECT SHOP [1]
全日本空輸 [2]

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