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スターフライヤー、町田新社長「会社強くする使命」会長新設で非航空強化へ

 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)の新社長に就任する全日本空輸(ANA/NH)の町田修・香港支店長(57)は5月26日、ブランド力を強化し会社を強くする姿勢を示した。現任の白水政治(しろうず・まさはる)社長(65)は退任する。スターフライヤーの筆頭株主はANAなどを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)で、2014年から3代続けてANA出身者が社長に就くことになるが、ANA本体在職中の選任は初めて。

 また代表権のある会長職を新設し、阪急電鉄出身で一般社団法人グローカル交流推進機構(大阪市)専務理事の横江友則氏(65)が就任する。両氏とも6月29日開催予定の定時株主総会で正式に選任される見通しで、同日付で就任する。

スターフライヤーの訓練施設で会見する(右から)白水社長、会長に就任予定の横江氏、社長に就任予定の町田氏=22年5月26日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

—記事の概要—
次期社長、ANAHDからは「何も言われていない」
非航空領域に強い会長

次期社長、ANAHDからは「何も言われていない」

オンラインで会見するスターフライヤー次期社長に就任予定のANAの町田氏=22年5月26日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 香港にいる町田氏は、北九州空港島内にあるスターフライヤー訓練施設で開かれた会見にオンラインで出席。ANA本体在職中としては初となるスターフライヤーの社長選任について、ANAHDからは