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JTA、クラスJに沖縄紅型ヘッドレストカバー第6弾 梯梧と松描く

 日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)は5月17日、沖縄伝統の「紅型(びんがた)」作品を採り入れたクラスJ用ヘッドレストカバーの第6弾を5月から導入を開始したと発表した。

JTAが5月からクラスJに導入している紅型ヘッドレストカバー第6弾を紹介する玉那覇紅型工房の玉那覇有勝氏(左)と客室乗務員(JTA提供)

 沖縄を代表する紅型職人、玉那覇紅型工房の玉那覇有勝氏の作品。JTAによると、「若松に梯梧(でいご)文様」のデザインで、梯梧の花言葉は「夢・活力・生命力」、松には「永遠の若さ」や「不老不死」の意味があるという。沖縄のシンボルともいえる梯梧と松を描くことで、沖縄の人々が継承してきた文化や自然がこれからも輝き続け、若者たちが沖縄の新たな時代を築いていくようにとの願いを込め、沖縄の本土復帰50周年の節目にふさわしいデザインになったという。

 対象はJTAが運航する全路線のクラスJシートで、期間は10月31日までの6カ月間となる。紅型のヘッドレストカバーは2020年1月1日から展開している。

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