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三菱スペースジェット3号機の登録抹消が1位 先週の注目記事22年4月10日-16日

 4月10日から16日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、三菱航空機が開発を中断している「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の飛行試験機のうち、3号機(登録記号JA23MJ)の登録抹消に関する記事でした。2位もスペースジェット関連の記事がランクインしました。

パリ航空ショー出展を終えル・ブルジェ空港を離陸する三菱スペースジェットの飛行試験3号機=19年6月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

第1位 三菱スペースジェット、3号機が初の登録抹消 ANA塗装でパリ航空ショーお披露目も [1]

 三菱航空機は3月14日付で「航空の用に供さないため」として、国土交通省航空局(JCAB)に日本国籍機の航空機登録の「抹消登録」を申請。17日に登録が抹消されました。

 3号機は米国でローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングに塗り直され、2017年6月に開催された世界最大規模の航空ショー「第52回パリ航空ショー」に同機が初出展され、地上展示された機体です。翌2018年7月にロンドン近郊で開かれたファンボロー航空ショーでは飛行展示を披露し、コロナ前の2019年6月に名称をMRJから三菱スペースジェットに改めた際は、新塗装でパリ航空ショーに姿を表しました。

 弊紙としても、ANA塗装でのパリ航空ショー出展をスクープし、パリとファンボローで実機を取材したこともあり、抹消は残念です。