IATA（国際航空運送協会）の2022年2月世界旅客輸送実績によると、国際線と国内線の合計は、座席供給量を示すASK（有効座席キロ）は前年同月比68.4％増（19年同月比37.0％減）、有償旅客の輸送距離を示すRPK（有償旅客キロ）が2.15倍（45.5％減）となった。ロードファクター（座席利用率、L/F）は15.4ポイント上昇（10.8ポイント低下）の69.8％だった。
22年2月の世界旅客輸送実績（前年比、IATAの資料からAviation Wire作成）
―記事の概要―
・国内・国際線合計
・国際線
・国内線
国内・国際線合計
前年を大きく上回ったものの例年割れが続く2月の航空需要（資料写真）＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
対象は日本を含むアジア太平洋と、欧州、北米、中東、中南米、アフリカの6地域で、航空会社の国籍を基準に調査。国際線と国内線の合計を地域別で見ると、アジア太平洋地域は