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BOC、A320neo系80機発注 A321XLRは10機

 エアバスは現地時間4月11日、中国銀行の子会社でシンガポールに拠点を置く航空機リース会社BOCアビエーションがA320neoファミリーを80機確定発注したと発表した。同社が直接発注したエアバス機は453機となった。

BOCが発注したA321XLR(イメージ、エアバス提供)

 80機の内訳はA321XLRが10機、A321neoが50機、A320neoが20機。このうちA321XLRはA321neoの航続距離を延長した超長距離型で最大11時間飛行でき、東京を起点に計算するとシドニーやデリーなどへ直行便を運航できる。

 エアバスは3月末時点でA320neoファミリーを7986機受注。長胴型のA321neoが4130機でもっとも多く、標準型のA320neoが3786機、短胴型のA319neoが70機となっている。これまでに2185機が納入済みで、A320neoを1454機、A321neoを725機、A319neoを6機引き渡している。

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BOC Aviation [1]
Airbus [2]

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