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日本空港ビル、21年4-12月期最終赤字193億円 国内線上向き、赤字幅改善続く

 羽田空港のターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)が2月2日に発表した2021年4-12月期(22年3月期第3四半期)連結決算は、純損益が193億2600万円の赤字(前年同期は264億7800万円の赤字)で、赤字幅は約71億円改善した。羽田の旅客数は緊急事態宣言の全面解除などにより国内線で需要回復のペースが上向いたものの、コロナ前の2019年同期と比べると国内線は約60%減少、国際線は95%以上の減少と厳しい状況が続いている。2022年3月期通期の業績予想は据え置いた。

—記事の概要—
21年4-12月期
22年3月期予想

21年4-12月期

21年4-12月期は193億円の最終赤字となった日本空港ビル=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 21年4-12月期の売上高は