日本航空(JAL/JL、9201)が1月31日に発表した2021年12月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比88.3%増の10万7402人で、新型コロナウイルスが流行し出した2020年3月以来1年9カ月ぶりに10万人を突破した。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は40.8%増の21億5976万1000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は2.09倍の7億3868万9000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は11.2ポイント上昇し34.2%だった。
国内線は旅客数が58.3%増の222万8973人、ASKは20.9%増の28億3868万4000座席キロ、RPKは57.1%増の16億7898万1000人キロ、L/Fは13.6ポイント上昇し59.1%となった。
JALは、2020年度から会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券の利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fには特典航空券の旅客も含まれる。
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国際線方面別でL/Fが最も高かったのは、