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日本空港ビル、東証新市場でプライム選択 監査等委員会設置会社に移行

 羽田空港のターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)は12月15日、東京証券取引所が2022年4月4日に予定している新市場区分への移行について、最上位の「プライム市場」を選択すると発表した。空ビルは現在東証1部に上場している。また、6月開催予定の定時株主総会での承認を経て、監査等委員会設置会社へ移行すると同日発表した。

—記事の概要—
プライム選択
4-9月期決算と通期予想

プライム選択

東証の新市場区分でプライム市場を選択する日本空港ビルデング=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 東証は現在の1部、2部、マザーズ、ジャスダックの4市場を、プライム、スタンダード、グロースの3市場に再編。東証はプライム市場のコンセプトについて、多くの機関投資家の投資対象となるのにふさわしい流動性や、より高いガバナンス水準、持続的な成長と中長期的な企業価値向上への積極的な取り組みなどを挙げている。新市場への移行申請は12月末まで。

 また、監査等委員会設置会社への移行については、委員の過半数が