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トキエア、機体デザイン案発表 22年就航へ

 新潟空港を拠点に就航を目指す低コスト地域航空会社「TOKI AIR(トキエア)」は、ロゴと機体デザイン案を12月1日に発表した。2022年の就航を目指す。また、従来の企業情報とは別に航空会社としてのウェブサイトも開設した。

トキエアの機体デザイン案(同社資料から)

トキエアのロゴ(同社資料から)

 ロゴは紺色を基調に、日本海を越えて佐渡・新潟から日本各地へ飛び立つ朱鷺(トキ)の翼や羽をイメージ。「TOKI」の「i」は先端が赤いトキのくちばしを想起させ、「空をもっと自由」というメッセージのアイコンとして、移動の自由を体現する象徴とした。

 トキエアは、2機の仏ATR製ATR72-600(同72席)のリース契約をアイルランドの航空機リース会社ノルディック・アビエーション・コントラクターと締結済み。新潟空港に加え、滑走路長が890メートルの佐渡空港にも乗り入れる予定で、短い滑走路でも離着陸できるSTOL(短距離離着陸)タイプの「ATR42-600S」の導入についても、ATRと11月に基本合意書(LoI)を締結している。

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TOKI AIR [1]

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