中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社が11月19日に発表した2021年4-9月期(22年3月期第2四半期)の連結決算は、純損益が62億4800万円の赤字(前年同期は94億5800万円の赤字)となり、2005年の開港以来最大の損失となった前年同期から赤字幅は縮小したものの、中間期としては2期連続で最終赤字を計上した。通期の業績予想では、125億円の最終赤字を見込む。
19日に中部空港で会見した同社の犬塚力社長は、「社内では旅客数が900万人になった時に黒字化できる体質を目指している」と述べ、リーマン・ショックなど過去の大幅な減収減益から回復した際の指標を基に「筋肉質な体質」(犬塚社長)を目指すと語った。
—記事の概要—
・4-9月期
・通期予想
4-9月期
4-9月期の売上高は