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定時到着率、ANAがアジア首位 21年7月航空会社別、英Cirium調査

 航空分野の情報を提供する英国の「シリウム(Cirium)」は、航空会社別の2021年7月分の定時到着率を公表した。同社が独自に集計したもので、アジア太平洋地域では全日本空輸(ANA/NH)が95.22%で首位にランクインした。

7月の定時到着率がアジア太平洋地域で1位となったANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 航空会社別のデータでは、「アジア太平洋」と「北米」「欧州」「中南米」「中東・アフリカ」の5地域別に集計し、定刻に対して15分未満の遅延を「定時到着」と定義。航空会社を「メインライン」と「ネットワーク」に分別し、グループ航空会社のうち、中核となる社が運航するものを「メインライン」、中核社のほかグループ航空会社の運航便を含めたものを「ネットワーク」と分類している。このほか単一機材で運航している航空会社など、LCC各社を中心として「LCC」に分類。LCCの区分は、国連の専門機関ICAO(国際民間航空機関)のカテゴリーに準拠した。

—記事の概要—
アジア太平洋
北米
欧州
中南米
中東・アフリカ
LCC

アジア太平洋

 アジア太平洋では、中核社を対象とした「メインライン」部門でANAが1位を獲得。定時到着率は95.22%、運航便数は