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政府、自衛隊機3機をカブール派遣 C-130HとC-2で邦人退避

 加藤勝信官房長官は8月23日、アフガニスタンに航空自衛隊の輸送機3機を派遣すると発表した。大使館やJICA(国際協力機構)などの在留邦人を国外に退避させるための措置で、23日夕方にカブール国際空港へ第1陣となるC-130Hを1機出発させる。

航空自衛隊のC-2輸送機=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 自衛隊法第84条の4「在外邦人等の輸送」に基づき、C-130Hを2機、C-2を1機の輸送機3機を現地へ派遣する。加藤長官は「カブール空港は米軍が安全確保や管制を行っている」として、安全は確保されているとの考えを示した。

 対象は大使館やJICAの職員と家族など。在アフガニスタン日本大使館は15日をもって一時閉館しており、トルコのイスタンブールに臨時事務所を設置した。大使館員12人は、17日に他国の軍用機でカブールから出国済み。アフガニスタンには全土に退避勧告が出されている。

関連リンク
首相官邸 [1]
在アフガニスタン日本大使館 [2]
防衛省 [3]
航空自衛隊 [4]

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