日本航空(JAL/JL、9201)が8月3日に発表した2021年4-6月期(22年3月期第1四半期)通期連結決算(IFRS)は、最終損益が579億1900万円の赤字(前年同期は937億700万円の赤字)で、赤字幅は約357億円改善した。今期(22年3月期)の業績予想は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染再拡大に伴い、合理的な数値の算出が困難として前回5月7日の発表に続いて開示を見送った。
JALは2021年3月期からIFRSを適用。全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は、日本基準で決算を発表している。
—記事の概要—
・貨物郵便が好調
・キャッシュバーン改善
*ANAHDの決算はこちら [1]。
貨物郵便が好調
売上高にあたる「売上収益」は