日本航空(JAL/JL、9201)グループのLCC・春秋航空日本(SJO/IJ)の新社長に就任した米澤章氏は7月26日、新規路線について、中国本土への国際線を中心に検討する姿勢を示した。中古のボーイング737-800型機の増機後は中国国内の未就航地のほか、国内線も拡充も検討し、新型コロナ後の需要回復を目指す。
—記事の概要—
・中国特化型LCC、本土路線で需要回復目指す
・コロナ後も中国で高まる日本人気
・続く債務超過、コスト削減急務
中国特化型LCC、本土路線で需要回復目指す
春秋航空日本は、成田空港を拠点として2014年8月1日に就航。中国最大のLCCである春秋航空(CQH/9C)の子会社として発足し、JALはこれまで出資比率で