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JAL、5月の国内線利用率38.1% 国際線は19.1%

 日本航空(JAL/JL、9201)の2021年5月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月と比べ5.93倍の4万9204人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は7.08倍の17億6013万4000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は7.50倍の3億3595万8000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.1ポイント上昇し19.1%だった。前年を大きく上回ったものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、大幅な例年割れが続いている。

21年5月の利用率が国際線19.1%、国内線38.1%だったJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内線は旅客数が3.42倍の83万9666人、ASKは2.06倍の16億5591万9000座席キロ、RPKは3.49倍の6億3126万8000人キロ、L/Fは15.6ポイント上昇し38.1%となった。

 JALは2020年度から、会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券での利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fにそれぞれ、特典航空券の旅客も含まれる。

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 国際線の方面別でL/Fが最も高かったのは、