- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

英BAE、F-35向け電子戦システム生産強化

 英BAEシステムズは、第5世代戦闘機F-35「ライトニングII」のロット16向けとなる電子戦システム「AN/ASQ-239」を追加受注したと現地時間6月28日に発表した。

F-35(BAEのサイトから)

 BAEはロット14向けのシステムを納入し、ロット15の材料を発注済み。現在の生産レートは月産18セットで、2022年にはF-35の低率初期生産に合わせて、月産20セット以上の生産を計画している。

 電子戦(Electronic Warfare)は、敵の脅威から発せられるエネルギー信号を傍受・識別し、位置を特定したり、電子機器による攻撃や妨害、戦闘能力の破壊を実行する。

 F-35は、高いステルス性能や高度な火器管制能力を持つ第5世代戦闘機で、通常離着陸型のF-35A、短距離離陸・垂直着陸型のF-35B、艦載型のF-35Cの3種類がある。

関連リンク
F-35 Lightning II [1]
BAE Systems [2]
Lockheed Martin [3]

英BAE、F-35向け電子戦システム追加受注 [4](20年9月15日)
防衛省、STOVL機にF-35B選定 いずもでの運用視野に [5](19年8月17日)
F-35Aは1機116億円 防衛省、中期防の単価初公表 [6](19年1月9日)
創設50周年塗装F-15SGや米F-22も 写真特集・シンガポール航空ショー2018(3) [7](18年2月13日)