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【PR】JAL、グランドスタッフの業務をBluetoothマイクとBuddycomでDX化 ー「企業間通信」機能で整備士とのコミュニケーションも一体化ー

 

日本航空(JAL)のグループ会社であるJALスカイでは、チームコミュニケーションアプリ「Buddycom(バディコム)」とBluetoothイヤホンマイクを用いて、グランドスタッフ間のコミュニケーションのDX化に成果をあげている。
加えてグループの別会社であるJALエンジニアリングの整備士とも、通信のセキュリティを保ちながら、同一グループでのコミュニケーションが可能になった。
従来のインカム機能にとどまらない、Buddycomの多彩な機能と現場での活用事例についてレポートする。

<耳が痛くならない、衛生的な専用Bluetoothイヤホンマイク>
以前、グランドスタッフが情報連携で利用していた通信アプリに付属していたイヤホンマイクは、通信端末との接続が有線タイプであったためコードが邪魔になり、業務上のストレスとなっていた。例えば、保安検査場を通過する際に付け外しが必要であり、時間のロスと手間がかかることが課題だった。1分1秒を争うエアライン業界ではシビアな問題だ。

そこでリプレイスとして導入に至ったのがチームコミュニケーションアプリ「Buddycom(バディコム)」。
アプリの開発元は、日本発のサイエンスアーツ(東京都新宿区)。JR東海、JR東日本、JR西日本など、主要交通インフラを担う企業が採用し、現在は欧米・アジアを中心に海外でも導入が進んでいる。

 

「Buddycom」専用のBluetoothイヤホンマイクは、長時間装着していても耳が痛くならず、イヤホン部分の交換が可能なため、「コロナ禍においても、使用者ごとのイヤホンを装着することでとても衛生的に利用できている。」と言う声がグランドスタッフから挙がっている。 また、バッテリーが20時間持つため、「長時間の業務で充電が切れてしまい情報共有が途絶えてしまう心配も不要になった。」という声もあった。

<iPad1台に業務用アプリケーションを集約、通話履歴の聞き直しや画像の送信も可能に>
JALスカイではグランドスタッフ同士のコミュニケーションや情報共有として、主にカウンターやロビー、保安検査場、搭乗口、またオフィスに在席するコントローラーから現場スタッフへの指示に「Buddycom」を利用している。 グランドスタッフが業務用に携行して使用するiPadにインストールして使えるため、専用の通信端末を保持する必要がない。「Buddycom」はスマートフォンやiPadなどで他のアプリケーションを表示している場合でも、バックグラウンドモードで使用が可能だ。

 

グランドスタッフは、グループ全体での情報連携としてグループ通話を利用、聞き逃しの際には通話履歴を再生できる。また、声を発することができないシーンではチャット、文字だけでは伝わりづらい情報は画像を送ってコミュニケーションをとっている。シーンごとに多種多様な使い方ができるのが「Buddycom」の魅力だ。

JALスカイのBuddycom導入事例はこちら:https://www.buddycom.net/ja/example/example-article17.html [1]
JALスカイのBuddycom活用動画はこちら:https://youtu.be/5r-PcaXiQ3w [2]

<JALエンジニアリング 整備士間のコミュニケーションでも>
日本航空(JAL)のグループ会社であり航空機の整備を担っているJALエンジニアリングでも、羽田空港で整備士相互間の業務連絡にBuddycomを採用し運用している。 こちらでは整備士が携行している業務用iPhoneに「Buddycom」をインストールし、グローブをはめたままでもボタンが押しやすく、航空機エンジンのそばでもクリアに聞こえるノイズキャンセリング付きのBluetoothスピーカーマイクを使用して会話している。

 

それまで使っていたIP無線専用端末から「Buddycom」へ移行することで、持ち歩く端末の台数を減らし携行品の重さを約500g削減したほか、運用コストも1台あたり月額数千円程度節約できている。
JALエンジニアリングの事例はこちら:https://www.buddycom.net/ja/example/example-article03.html [3]

<企業間通信で、JALスカイのグランドスタッフと、JALエンジニアリングの整備士がひとつのグループに>
「Buddycom」の「企業間通信」は、契約が異なる企業のスタッフ同士でも、ひとつのグループを形成して、グループコミュニケーションが図れる独自のサービスだ。
JALグループでは、この企業間通信を使って、グランドスタッフや整備士同士でグループを作るのにとどまらず、所属が異なるグランドスタッフと整備士の間でもグループを形成している。

 

「Buddycom」はグループを無制限に登録することができ、かつユーザーが所属するグループはいつでも簡単に切り替えることができるため、グランドスタッフと整備士とが、「Buddycom」1台で必要なときに、必要なスタッフとコミュニケーションをとることができるようになった。
企業間通信においてもグループ内の通信はすべてSSL/TLSで暗号化されているため、盗聴の心配がない。
これはつまり、空港業務に従事するすべてのスタッフが、所属する組織の垣根を超えて、必要なときに必要なスタッフ間で情報連携できる未来を示唆している。

<Buddycomの未来~さらなる進化で空港業務の一層の現場DXを提案>
「Buddycom」が注目されている理由は、単なるトランシーバーやインカムの置き換えにとどまらない点にある。この他にもサイエンスアーツでは、「Buddycom」のさらなる進化によって、エアライン業界に以下のような現場DXの提案を行っていく、としている。
◆映像配信(ライブキャスト・サービス提供中)を活用したより精緻な情報の共有
◆接客ロボットや警備ロボットなどとの通信
◆AIカメラによる混雑具合やトラブル発生の一斉通知

<LINE WORKSなど、さまざまなソリューションとの連携を実現、AIやロボットともつながる未来へ>
「Buddycom」はエアライン業界にとどまらず、ありとあらゆる業界・業種の現場での利用に応えるため、さまざまなソリューションとの連携を進めている。
最近ではLINE WORKSとの連携が発表され、テキストと音声が融合した現場コミュニケーションがシームレスに実現できるようになり、両アプリの切り替えなしで現場に適したコミュニケーションが可能になった。
そのほか、Slackのチャンネルにリアルタイムに文字化して共有したり、特定のLIVE映像をクラウドストレージ(BoxやDropboxなど)に保存できるなど、さまざまな外部サービスとの連携も可能となっており、「Buddycom」をプラットフォームとして新しいチームコラボレーション/ビジネスコラボレーションを実現している。

今後、AIやロボット、また、センサーや測量への活用が盛んになっているUAVなど、あらゆるものが情報の伝達者になっていくとき、必要な情報を必要なスタッフに瞬時に共有する手段として、「Buddycom」のようなコミュニケーションプラットフォームが欠かせないものとなるだろう。リアルタイムコミュニケーション技術の進歩によって『現場がITの最先端』となる今後に期待したい。


「Buddycom」は音声・映像での遠隔コミュニケーションが可能なツールとなっており、新型コロナウイルスの感染再拡大の中でも多くの現場で活躍している。
1ヶ月無料で試せるので、ぜひ実際に触ってみてほしい。
無料トライアルを始める:https://console.buddycom.net/static/pc/signup.html#/ [4]

「Buddycom」を開発・提供するサイエンスアーツは、「世界の人々を美しくつなげる」をミッションとして掲げ、音声のみならず、テキスト、画像、動画、位置情報、AIなどを活用することにより、あらゆる業種・業界のミッションクリティカルな現場において、新たなチームコミュニケーションを可能にするホリゾンタル×SaaSアプリケーションです。
「Buddycom」のWebサイトはこちら:https://www.buddycom.net/ja/index.html [5]