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エールフランス、夏の座席供給量19年比65%まで回復 羽田も再開

 エールフランス航空(AFR/AF)は、フランスや各国での移動制限の緩和に伴い、7-8月の座席供給量はコロナ前の2019年比で65%まで回復を見込んでいる。日本路線では、現地時間6月20日からパリ-羽田線を再開し、21日が羽田発の再開初便になる。

7-8月の座席供給量が19年比65%まで回復するエールフランス航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 10月30日までの夏ダイヤ期間中、フランス国内と欧州、北アフリカを中心に約200空港を結ぶ。短・中距離路線は定期便に加え、夏季限定の81路線を運航。このうち23路線は新規参入となる。

 パリ-羽田線はら週3往復で再開。運航日はパリ発が水曜と金曜、日曜、羽田発が月曜と木曜、土曜。運航スケジュールは、羽田行きAF274便がパリを午後11時25分に出発し、翌日午後6時30分に着く。パリ行きAF293便は午後10時55分に羽田を出発して、翌日午前4時35分に到着する。

 フランス国内は夏季限定で40路線を運航し、フランス本土とコルシカを結ぶ直行便を拡充する。欧州では、夏休み期間の旅行需要増加を見込み、ギリシャとポルトガル、スペイン、イタリア路線を強化する。2019年同期比でギリシャ方面は80%、ポルトガル方面は25%まで回復する。

 機材についても、増便に備えて中距離路線用機材10機と長距離用12機の整備を進めており、稼働を181機まで増やす。5月の座席供給量は2019年比40%程度で、7-8月は25ポイント改善する。

パリ-羽田線の運航スケジュール
AF274 パリ(23:25)→羽田(翌日18:30)運航日:水金日
AF293 羽田(22:55)→パリ(翌日04:35)運航日:月木土

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