ロールス・ロイス・ホールディングスは、アニータ・フリュー氏を非業務執行取締役兼次期会長に任命した。7月1日付で取締役会に参加し、10月1日付でイアン・デイビス卿の後任として会長に就任する。
ロールス・ロイス・ホールディングスの会長に就任するアニータ・フリュー氏（同社提供）
フリュー氏は現在、科学・テクノロジー・化学グループのクローダで会長を、資源会社BHPグループの非業務執行取締役を務めている。また、最近までロイズ・バンキング・グループの副会長兼上級独立取締役を務めていたほか、産業、エンジニアリング、公益事業分野の企業で会長や取締役を歴任してきた。
報酬は、7月1日から9月30日までの非業務執行役員として7万ポンド（約1000万円）、10月1日から会長として年間49万ポンド（約7500万円）に加えて福利厚生手当となる。
約9年間会長を務めたデイビス卿は、9月30日に取締役を退任する。
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