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三菱航空機、7本部制に再編 MRJ開発で部門間連携を強化

 リージョナルジェット機「MRJ」を開発する三菱航空機は7月1日、全社を7つの本部に再編し、品質保証本部とカスタマー・サポート本部に加え、設計・技術部門を統括する技術本部と開発プロジェクト本部、コーポレート本部、営業本部、サプライチェーンマネジメント本部を新設したと発表した。

MRJの模型=12年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 各本部に担当役員を置き、開発作業をより強力に推進する体制を構築する。開発スケジュールも全体を一元的に把握し、部門間の連携を強化する。

 開発プロジェクト本部は、スケジュールを統括することで迅速に課題解決を行う。新設となる設計・技術部門を統括・管理する技術本部では、開発作業の効率化を進め、品質向上を図る。

 営業本部も新設し,MRJの受注活動を強化。コーポレート本部では会社全体の経営管理や経営支援、契約履行などを行っていく。

 再編に伴う役員や部長、室長人事、組織図は下記の通り。