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関空、民営化後初の最終赤字 訪日客「かなりのスピードで回復」

 関西・伊丹・神戸の関西3空港を運営する関西エアポート(KAP)が6月3日に発表した2021年3月期通期の連結決算は、純損益が345億円の赤字(前期20年3月期は335億円の黒字)だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で旅客需要が大幅に減少し、2016年4月に民営化以来初めて通期の最終赤字に転落した。民営化後は通期の業績予想を一度も開示しておらず、2022年3月期についても非開示となった。

オンラインで決算発表する関西エアポートの山谷社長(オンライン会見のスクリーンショット)

 2021年3月期の売上高に当たる営業収益は前期比