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JAL、4月の国内線利用率45.4% 国際線は16.8%

 日本航空(JAL/JL、9201)の2021年4月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月と比べ2.82倍の4万5304人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は2.49倍の17億4073万1000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は2.90倍の2億9226万4000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は2.4ポイント上昇し16.8%だった。前年を大きく上回ったものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、大幅な例年割れが続いている。

21年4月の利用率が国際線16.8%、国内線45.4%だったJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内線は旅客数が3.05倍の104万8328人、ASKは37.7%増の17億4309万5000座席キロ、RPKは3.18倍の7億9211万1000人キロ、L/Fは25.8ポイント上昇し45.4%となった。

 JALは2020年度から、会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券での利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fにそれぞれ、特典航空券の旅客も含まれる。

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国際線
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 国際線の方面別でL/Fが最も高かったのは、