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エンブラエル、ERJ145のセミプライベートジェット仕様 席数半減でゆとり

 エンブラエルは現地時間5月25日、リージョナルジェット機ERJ 145型機の客室を「セミプライベートジェット」仕様にする改修案を発表した。上級クラス用シートに載せ替え、50席ある座席数を半分程度に抑えてゆとりのある客室にする。

ERJ145のセミプライベートジェット仕様(エンブラエル提供)

 セミプライベートジェット仕様は、STC(追加型式設計承認)取得に向けてエンブラエルが開発中。従来1クラス50席で通路の左側1席、右側2席の1列3席だった配列を、ゆとりのあるシートを左右1席ずつレイアウトする仕様に変更し、座席数は16-28席になる。

 頭上の手荷物収納棚(オーバーヘッドビン)を取り外すなど、乗客のパーソナルスペースを増やす要望にも応じる。エンブラエルがSTCを取得すれば、すべてのERJ145が改修対象になる。

 エンブラエルはリージョナル機や軍用機のほか、「フェノム300」などビジネスジェットも手掛けている。

ERJ145のセミプライベートジェット仕様のシート(エンブラエル提供)

ERJ145のセミプライベートジェット仕様(エンブラエル提供)

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Embraer [1]

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