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日本空港ビル、21年3月期最終赤字365億円 今期は国内線黒字化も国際線影響続く

 羽田空港のターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)の2021年3月期通期連結決算は、純損益が365億7800万円の赤字(20年3月期は50億1200万円の黒字)だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で国際線・国内線ともに旅客数が大幅に減少し、施設利用料や店舗売上高が大きく減ったことが響いた。2022年3月期通期の業績予想は、103億円の最終赤字を見込む。

—記事の概要—
21年3月期
セグメント別業績
通期予想

21年3月期

21年3月期は365億円の最終赤字となった羽田空港=20年4月8日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2021年3月期通期の売上高は前期(20年3月期)比79.0%減