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中部空港、最終赤字179億円 開港以来最大、今期は125億円損失想定

 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社が5月14日に発表した2021年3月期通期連結決算は、純損益が179億9000万円の赤字(20年3月期は47億4000万円の黒字)となり、2005年の開港以来最大の損失を計上した。2022年3月期の通期業績予想は、125億円の最終損失を見込む。

—記事の概要—
21年3月期
22年3月期予想

21年3月期

開港以来最大の赤字となった中部空港=20年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2021年3月期の売上高は151億円(20年3月期比77.0%減)、営業損益が179億1000万円の赤字(76億4000万円の黒字)、経常損益が170億2000万円の赤字(72億3000万円の黒字)。営業費用は330億2000万円(43.0%減)となった。

 売上高の内訳は、着陸料などの空港事業が