豪州競争・消費者委員会（ACCC）は、カンタス航空（QFA/QF）と日本航空（JAL/JL、9201）が申請した共同事業（JV）について、認可しないことを提案すると現地時間5月6日に発表した。JV開始により日豪間路線の競争力が低下する可能性があることによるもので、ACCCは今回の決定案に対する関係者からの意見を踏まえ、最終決定を下す見通し。
申請した共同事業が不認可の見通しとなったカンタス航空とJAL＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
両社は1986年4月から日本と豪州間でコードシェア（共同運航）を実施しており、同じ航空連合「ワンワールド」に加盟。申請したJVは