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JAL、3月の国内線利用率63.7% 国際線は14.8%

 日本航空(JAL/JL、9201)の2021年3月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月と比べ81.8%減の4万662人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は49.3%減の17億6335万8000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は81.2%減の2億6169万2000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は21.7ポイント低下し14.8%だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、大幅な前年割れが続いている。

21年3月の利用率が国際線14.8%、国内線63.7%だったJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内線は旅客数が21.0%減の117万4457人、ASKは44.3%減の14億645万9000座席キロ、RPKは19.1%減の8億9589万9000人キロ、L/Fは25.4ポイント上昇し63.7%となった。

 JALは2020年度から、会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券での利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fにそれぞれ、特典航空券の旅客も含まれる。

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 国際線の方面別でL/Fが最も高かったのは、