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JAL、サーチャージ12カ月ぶり再設定 6-7月発券分

 日本航空(JAL/JL、9201)は、国際線旅客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について、6月から7月発券分を再設定する。原油価格の上昇によるもので、2020年4-5月分以来12カ月(1年)ぶりの徴収となる。

燃油サーチャージを再設定するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 対象は、6月1日から7月31日発券分。ひとり1区間片道あたりの燃油サーチャージは、日本からハワイを除く北米や欧州、中東、オセアニアは7700円に、インドネシアやインド、スリランカ、ハワイを4400円となる。

 燃油サーチャージを見直す基準となるシンガポールケロシンの市況価格は、2月から3月までの2カ月平均で1バレル