スカイマーク（SKY、9204）は6月20日、マイレージサービスを2014年1月に導入する意向を明らかにした。
新塗装が施されたスカイマークのA380の模型＝6月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
1月20日ごろまでの導入を目指し、3月下旬予定の国内線へのエアバスA330-300型機の投入や、同年夏からのA380による国際線参入に備える。
サービス形態は未定で、「日本航空（JAL、9201）や全日本空輸（ANA）のものとは違うものにする」（SKY首脳）としており、利用者が使いやすいものを目指すという。SKYは12年8月末まで、三菱UFJニコスとともに発行する「スカイマークカード」で、ポイントを航空券へ交換するサービスを行っていた。
また、A330-300やA380では、機体デザインの一部を変更する。胴体前部の表記を「SKY」から「SKYMARK」とし、エンジンカウルの色も白から青に変更する。現行のボーイング737-800型機は機体サイズの関係もあり、そのままとする予定。機体の表記を社名のフルスペルとすることで、海外での認知度向上も狙う。
A330-300は全席が上級クラス「グリーンシート」（仮称）。JALの「クラスJ」と同等のシートピッチとなる。A380はビジネスクラスとプレミアムエコノミーのみで、エコノミーは設けない。
関連リンク
スカイマーク [1]
・スカイマーク、A330は上級「グリーンシート」のみ 737は2クラスへ [2]
・スカイマーク、A330シミュレーター8月稼働へ [3]