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ANA、羽田-仙台など臨時便継続 20日まで4路線

 全日本空輸(ANA/NH)は、臨時便の運航を2月16日から20日まで継続する。4路線が対象で、通常は定期便を運航していない羽田-仙台間を1日4往復、羽田-福島間を同2往復運航し、定期便を運航している羽田-秋田線は同1往復、伊丹-仙台線は同1往復の臨時便を設定する。また、羽田-秋田線は定期便の機材を20日まで大型化する。いずれも13日夜に起きた福島県沖を震源とする地震の影響で、東北新幹線の一部運休が続いているため。

臨時便

羽田-仙台間など4路線で臨時便を20日まで運航するANA=21年2月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 運航スケジュールは、仙台行きが羽田を午前7時、午前10時、午後2時、午後6時30分に、羽田行きが仙台を午前8時40分、午前11時40分、午後3時40分、午後8時10分に出発する。便名は羽田発仙台行きが朝便から順にNH1501、NH1503、NH1505、NH1507で、仙台発羽田行きがNH1502、NH1504、NH1506、NH1508となる。機材はエアバスA321型機(2クラス194席)を使用する。

 羽田-福島間は、福島行きが羽田を午前8時30分、午後4時30分に、羽田行きが福島を午前10時、午後6時に出発する。便名は羽田発福島行きが朝便から順にNH1509、NH1511で、福島発羽田行きがNH1510、NH1512となる。機材はボーイング737-800型機(2クラス166席)を使用する。

 羽田-秋田線は、秋田行きNH1301便が羽田を正午に出発し、午後1時5分着。羽田行きNH1302便は午後1時45分に秋田を出発し、午後2時55分に到着する。NH1301便は19日のみ5分早発着となる。機材は737-800(2クラス166席)を使用する。

 伊丹-仙台線は、仙台行きNH1303便が伊丹を午前8時5分に出発し、午前9時30分着。伊丹行きNH1304便は午前10時5分に仙台を出発し、午前11時40分に到着する。機材はボンバルディアQ400(現デ・ハビランド・カナダDash 8-400)型機(1クラス74席)を使用する。

大型化

 機材大型化は、1日2往復運航している羽田-秋田線で20日まで実施する。朝の秋田行きNH401便と折り返しの羽田行きNH404便は、16日から18日まではA320neo(2クラス146席)をA321(2クラス194席)に大型化。夜の秋田行きNH407便と折り返しの羽田行きNH410便は、737-700(2クラス120席)を737-800(2クラス166席)に大型化する。

 ANAでは、14日と15日の2日間に臨時便を3路線で計14便運航し、定期便は2路線6便を大型化した。

*JALの臨時便記事はこちら [1]

関連リンク
全日本空輸 [2]

JAL、19日まで臨時便 羽田-仙台など5路線 [1](21年2月16日)
JALとANA、定期便ない仙台・福島など臨時便 16日も運航 [3](21年2月15日)
スカイマーク、神戸-仙台臨時便 28日まで1日1往復 [4](21年2月15日)