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エア・ドゥ767初号機最後の羽田離陸が1位 先週の注目記事21年1月24日-30日

 1月24日から30日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、エア・ドゥ(ADO/HD)のボーイング767-300ER型機の同社向け初号機(登録記号JA98AD)が、26日に羽田空港から売却先の米国へ向かった記事でした。

羽田空港のC滑走路を離陸するエア・ドゥの767初号機JA98AD=21年1月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

第1位 エア・ドゥ、退役767初号機が米国へ 翼振り最後の羽田離陸 [1]

 JA98ADはエア・ドゥ唯一の新造機で、1998年3月27日に引渡され、同年6月24日に羽田へ到着。訓練などに使用された後、同年12月20日に就航し、初便は羽田発札幌(新千歳)行きHD11便でした。26日に羽田を離陸後はアンカレッジを経由し、最終目的地のニューメキシコ州のロズウェル・インターナショナル・エアセンターへ到着しました。飛行ルートは、JA98ADが羽田へフェリーされる際に出発地となった、サンバーナーディーノ上空を通るルートを選んでいます。

 ちなみにアンカレッジからロズウェルまでの最終区間のフライトを担当したのは、23年前にデリバリー前の機体とたまたま米国で遭遇し、その体験から大きな飛行機を飛ばしたいと目標を持った、同社で教官を務める大村大(おおむら・だい)機長でした。

 大村さんのインタビューはこちら [2]をご覧ください。