国土交通省航空局(JCAB)によると、2020年12月の航空機登録は、予約登録受付が11機、新規登録が8機、移転登録が17機、抹消登録が10機で、変更登録と予約登録取り下げはなかった。
新規登録では、日本航空(JAL/JL、9201)のエアバスA350-900型機が2機(登録記号JA07XJ、JA08XJ)、全日本空輸(ANA/NH)が運航するエアバスA321neo(JA143A)、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)が運航する旧バニラエアから移管された2機のA320(JA08VA、JA12VA)などがみられた。JA08VAとJA12VAは、登録をいったん抹消後にフランス国籍機としてエアバスが改修し、再登録となった。
抹消登録では、ANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)のボーイング777-300ER型機(JA733A)が同型機では国内初の退役(関連記事 [1])となり、ANA機は737-700(JA01AN)と777-200(JA712A)も登録を抹消された。
JALでは2機の767-300(JA8976、JA8987)、グループの日本エアコミューター(JAC/JC)のサーブ340B(JA8594)が抹消となった。
ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)のA320も、JA06JJとJA18JJが抹消。エアアジア・ジャパンのA320のうち2号機(JA02DJ)も12月28日付で抹消された。
予約登録受付には、JACのATR製ATR42-600型機(登録記号JA09JC)の続番とみられるJA10JCなどがあった。
登録の詳細は下記の通り(予約登録受付→新規登録→移転登録→抹消登録の順)。