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韓国イースター航空、更生手続き申請

 韓国のLCC、イースター航空(ESR/ZE)が会社更生手続きを申請したと、同国の公共放送KBSなどが現地時間1月15日に報じた。KBSによると手続きは14日付で、裁判所が19日に審査する予定だという。すでにイースター航空のウェブサイトには接続できない。

更生手続きを申請したイースター航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 イースター航空は、2007年設立。日本へはプログラムチャーターを含めると成田、羽田、関西、札幌(新千歳)、茨城、福岡、宮崎、鹿児島、那覇の計9空港へ就航していた。日本1路線目はソウル(仁川)-札幌線で2011年5月5日に週2往復で開設し、ソウル-成田線が同年7月1日に週7往復(1日1往復)で就航した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、2020年3月からは日本への運航を取りやめていた。

 同社を巡っては、同じく韓国LCCのチェジュ航空(JJA/7C)が買収することで2020年3月に合意したものの、昨夏にチェジュが計画を中止し、新たな出資者探しが難航している。

 韓国のLCCは、認可申請中のものを含めると9社ある。イースターとチェジュのほか、大韓航空(KAL/KE)系のジンエアー(JNA/LJ)、アシアナ航空(AAR/OZ)系のエアプサン(ABL/BX)とエアソウル(ASV/RS)、韓国初のLCCのティーウェイ航空(TWB/TW)、2019年就航のフライ江原(FGW/4V)、当局からAOC(航空運送事業の許可)を2020年12月に取得したものの商業運航開始には至っていないエアロK(EOK/RF)や、エア・プレミア(APZ/YP)がある。

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イースター航空 [1]

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