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LUXURY FLIGHT JET登場 「ささやかだが実現できた」羽田のフライトシミュレーター施設、スカイマークとコラボ

 羽田空港と中部空港でフライトシミュレーター体験施設を運営する「LUXURY FLIGHT(ラグジュアリーフライト)」は、スカイマーク(SKY/BC)と「LUXURY FLIGHT JET」(ボーイング737-800型機、登録記号JA73AA)の運航を昨年末から始めた。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で航空需要が冷え込み、パイロットの採用見送りなど暗い話題が続く中、社長の岸田拓也さんが自身も含めて明るくがんばるきっかけになればと考えた。

LUXURY FLIGHT JETの機内(同店提供)

LUXURY FLIGHT JETのL1ドア付近に貼られたロゴステッカー(同店提供)

 LUXURY FLIGHTは、現役パイロットや航空会社を目指す人などシミュレーターで本格的に経験を積む人から、操縦体験を楽しむ初心者まで、誰もが利用できる施設。ボーイングの運営ライセンスを取得しており、737 MAXやエアバスA320、G58バロンなどのシミュレーターが稼働している。航空会社のシミュレーターは、訓練や審査でスケジュールが埋まっており、パイロットが自主練習をするのが難しいことから、同店を訪れる現役パイロットは多い。

 岸田さんによると、スカイマークにも知り合いのパイロットが多く、今回の企画が実現したという。LUXURY FLIGHT JETの運航期間は3月末までの3カ月間で、機体前方左側の「L1」ドア付近に40センチ程度の同店のステッカーが貼られ、客室最前列の6席にはロゴ入りヘッドレストカバーがセットされた。

 機体全体にロゴを入れるのが夢という岸田さんは、「ささやかですが実現できました。搭乗した時はとてつもなく感慨深いフライトでした」と喜んでいた。同店も新型コロナの影響を受けているが、「やるしかない! 動くしかない!」(岸田さん)との思いで企画した。

 就航を記念し、1月20日からは両社によるオリジナルのフライトタグとパーカーを販売し、購入者にはシミュレーターの割引特典を付けるという。

スカイマークのLUXURY FLIGHT JET(同店提供)

関連リンク
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羽田空港 [2]

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