「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック対策のために中断や調整を余儀なくされた商品やサービスを復活させ、新たなサービスや機能強化を導入していく」。エミレーツ航空(UAE/EK)のティム・クラーク社長は、同社初のプレミアムエコノミーを搭載したエアバスA380型機の新仕様機を公表した際、こうコメントした。
新仕様機は初登場のプレエコのほか、既存のファースト、ビジネス、エコノミーも刷新し、新シートを採用。座席数は4クラス484席(ファースト14席、ビジネス76席、プレエコ56席、エコノミー338席)となった。エミレーツのA380はこれまで、超長距離路線向けの3クラス489席(ファースト14席、ビジネス76席、エコノミー399席)、長距離路線向けの3クラス517席(ファースト14席、ビジネス76席、エコノミー427席)、ファーストクラスを設定しない長距離路線用の2クラス615席