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TANIDA、BJ用エンジン部品仏社から直接受注 経産省、中小企業の海外進出支援

 半導体製造装置の部品や自動車・航空機エンジン部品など軽金属を鋳造するTANIDA(金沢市)は12月24日、仏サフランから直接受注したビジネスジェット(BJ)用エンジン「BR710」向けトランスミッションの鋳物ケース供給について、経済産業省で概要を説明した。経産省とフランス民間航空総局(DAGC)が進める、日本企業とサフランの民間航空機産業での協力強化の一環で、経産省は日本の中小企業の海外進出を支援し、中小企業が重工各社に過度に依存する従来の体制からの脱却を目指す。TANIDAは海外進出を本格化させる。

経産省での説明会に出席した(右から)宮越室長、TANIDAの駒井社長、サフラン社のボノ氏、在日フランス大使館のクリステール・ペリドン経済公使=20年12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

—記事の概要—
ボンバルディアBJに供給
3Dプリンター技術で製造
重工各社への依存態勢脱却目指す

ボンバルディアBJに供給

TANIDAがエンジン部品を供給するグローバル5500(ボンバルディア提供)

 経産省とDAGCは2019年6月に、