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ANAと豊田自動織機、手荷物コンテナに自動搭載 ロボットが判別、佐賀空港で検証

 全日本空輸(ANA/NH)と豊田自動織機(6201)は12月16日、佐賀空港で展開している手荷物運用の実証実験を報道関係者に公開した。両社で共同開発した、手荷物の自動積み込みロボットと運転者が乗車しない自動運転のトーイングトラクターを組み合わせたもので、貨物の搭降載などを担うグランドハンドリング(グラハン、地上支援)の人材が少子高齢化などで全国的に不足する中、省力化に向けた検証を進めている。

疑似手荷物をコンテナに配置するANAと豊田自動織機が共同開発した手荷物自動積み込みロボット=20年12月16日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

—記事の概要—
スーツケースの大きさ判別しコンテナへ
カメラで読み取りルート記憶
グラハン業務の省力化進める

スーツケースの大きさ判別しコンテナへ

 実証実験は佐賀空港の貨物上屋に設けた実験用の施設で進め、