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ANA、10月の国内線搭乗率61.0% 国際線は17.7%

 ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)が発表した10月の利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比95.8%減の3万5305人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は77.4%減の13億1504万9000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は94.8%減の2億3221万9000旅客キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は58.7ポイント低下し17.7%だった。中国から感染が拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、大幅な前年割れが続いている。

 一方、国内線は旅客数が前年同月比58.6%減の146万5313人、ASKは49.2%減の22億4155万7000座席キロ、RPKは58.3%減の13億6770万9000旅客キロ、搭乗率は13.2ポイント低下し61.0%となった。

―記事の概要―
国際線
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運航状況

国際線

10月の利用率が国内線61.0%、国際線17.7%だったANA=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは