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JAL、10月の国内線利用率66.8% 国際線17.9%

 日本航空(JAL/JL、9201)の2020年10月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月と比べ95.6%減の3万4606人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は74.8%減の11億2608万4000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は94.9%減の2億118万2000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は64.4ポイント低下し17.9%だった。中国から感染が拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、大幅な前年割れが続いている。

10月の利用率が国際線17.9%、国内線66.8%だったJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内線は旅客数が47.0%減の173万634人、ASKは34.0%減の19億8166万6000座席キロ、RPKは46.1%減の13億2459万2000人キロ、L/Fは9.8ポイント低下し66.8%となった。

 JALは2020年度から、会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券での利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fにそれぞれ、特典航空券の旅客も含まれる。

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 国際線の方面別でL/Fが最も高かったのは、