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伊丹空港、夜景も楽しめた小中学生限定の遊覧飛行 旧石垣の離陸も

 伊丹空港周辺に住む小中学生を対象に、空港や航空会社の仕事を知ってもらう体験ツアーが11月28日に開かれた。開港80周年だった昨年は、関西3空港を運営する関西エアポート(KAP)が伊丹空港周辺に住む子供たちを招待して遊覧飛行を実施したが、今回は阪急交通社が主催するツアーとなり、周辺10市(兵庫県伊丹市・川西市・宝塚市・尼崎市・西宮市・芦屋市、大阪府豊中市・池田市・箕面市・吹田市)に住む小中学生と家族限定で参加者を募った。

伊丹空港発着の体験飛行NH2020便の機内で参加者にシールを手渡すANAウイングスの立石機長=20年11月28日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

—記事の概要—
消防所で放水体験
伊丹でスタンディング・テイクオフ

消防所で放水体験

 イベントは3回開かれ、KAPによると440人の応募があり、合わせて250人が参加した。参加者は観光バスで場周道路を走りながら滑走路周辺を見学し、空港内の消防所では放水体験などが行われた。

伊丹空港の消防所で放水を体験する女の子=20年11月28日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 約60分間の体験飛行は伊丹発着で、3回のうち午前2回は日本航空(JAL/JL、9201)グループで伊丹を拠点とするジェイエア(JAR/XM)のエンブラエル190(E190)型機(登録記号JA248J)、午後1回はANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下で地方路線を中心に運航しているANAウイングス(AKX/EH)のボーイング737-800型機(JA90AN)が使用された。

 経路はいずれも伊丹を出発後、神戸