日本航空(JAL/JL、9201)と理化学研究所は11月26日、スーパーコンピューター「富岳」を活用した機内での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止につながる研究結果を発表した。機内の空気が3分程度できれいになることが確認され、マスク着用の有無で飛沫(ひまつ)の拡散レベルに大差があることがわかった。
仮想的にウイルス飛沫で汚染された空気を示す赤い部分(左)と換気で3分後に浄化された状態を示す青い部分(JALと理研の資料から)
今回の富岳を使ったシミュレーションでは、仮想的にウイルスの飛沫で汚染された空気を機内に満たし、機内の換気システムで