JAL、ディズニー『ファンタジア』80周年の特別塗装機公開

　日本航空（JAL/JL、9201）は11月18日、ディズニー映画『ファンタジア』公開80周年を記念した特別塗装機「JAL DREAM EXPRESS FANTASIA 80」（ボーイング767-300ER型機、登録記号JA622J）を報道関係者に公開した。767で運航する国内線に、ミッキーマウスの誕生日にあたる同日から2022年3月ごろまで投入する。就航を記念して、初便に搭乗する周遊チャーターを実施する。

　特別塗装機は、1940年に公開された『ファンタジア』に登場する魔法使いの弟子の姿をしたミッキーマウスと、ミッキーが羽織るローブの赤をデザイン。機内のヘッドレストカバーや紙コップは、ミッキーを描いた特別デザインのものを使用する。就航路線や便名は、前日の夕方にウェブサイトで告知する。

　座席数は3クラス252席で、ファーストクラス5席、クラスJ 42席、普通席205席。クラスJと普通席で使用するヘッドレストカバーは3種類、紙コップは6種類。機体全体に貼ったデカールは、後方に描かれたミッキーマウスが左右で異なる。2021年4月ごろをめどに、200分の1スケールのモデルプレーンも販売する。

　JALのディズニーに関する特別塗装機は、1994年に就航した初代JALドリームエクスプレスを皮切りに、今回で11機目となった。

　18日の周遊チャーターは羽田発着で、便名は公開年にちなみJL1940便として運航。コースは80周年にちなみ、8の字を横向きにしたルートで、午後1時に羽田を出発して富士山を望みながら関西方面を巡り、午後3時に戻る。

＊写真は22枚（機内→外観の順）。