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ANA、9月の国内線搭乗率53.3% 国際線は19.4%

 ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)が発表した9月の利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比96.2%減の3万1409人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は81.3%減の10億8426万3000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は95.2%減の2億1078万9000旅客キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は56.4ポイント低下し19.4%だった。中国から感染が拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、大幅な前年割れが続いている。

 一方、国内線は旅客数が前年同月比69.9%減の106万4861人、ASKは59.0%減の18億2491万4000座席キロ、RPKは70.2%減の9億7212万8000旅客キロ、搭乗率は20.0ポイント低下し53.3%となった。

―記事の概要―
国際線
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9月の利用率が国内線53.3%、国際線19.4%だったANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは